2024/03/15追記
この記事の内容は、2024/03/13の大型アップデート以前のバージョンを対象としていたものです。
FHD対応、AVX2命令の必須化等、ソフトウェア側の大幅な仕様変更により、当記事の内容は当てにならなくなっている可能性が高いと言えます。
あくまで過去バージョンの参考資料であると理解した上で閲覧してください。
何を言ってるのかよくわからない方はブラウザバックを推奨します。
追記終わり
最終更新:2023/08/04
INFINITASを快適に遊ぶ設定をここに記す。
なお、PC環境が千差万別であること、INFINITASが非常に不安定なソフトウェアであることを頭に入れておいて欲しい。
質問等は受け付けていない。
※筆者は雪妖精やMENDESをエクハ出来る程度の地力。
■PC環境
MB:ASUS X570-F
RAM:DDR4 32GB
ディスプレイ:ASUS VG259(144Hz)
オーディオ出力:オンボードのデバイスにMicrosoft High Definition Audio ドライバをインストールしたもの
参考リンク:
上記の「①High Definition Audio Deviceにする」の項目と同じ作業を行った。
コントローラー:PHOENIXWAN+
■INFINITAS側の設定
・WASAPI排他モードにする
共有モードに比べてアプリケーション自体の動作が安定しており、遅延も少ない。
公式が告知しているように、オンボードのオーディオ出力を使用することも忘れずに。
・フレームレートを可能なら自動設定(120FPS)にする
IIDXは判定がフレームレート単位で行われている為、120FPSの方がより正確な判定になる。
※モニターが60Hzの場合、後述するNVIDIAコントロールパネルで垂直同期を高速、最大フレームレートを120以上に設定することで、内部処理のみ120FPSに出来る。時々ティアリングが発生するなど、あまり動作が安定しないので、あくまで苦肉の策と考えて欲しい。
■NVIDIAコントロールパネル 3D設定
/game/app/bm2dx.exeに対して行う。
・アンチエイリアシング・テクスチャフィルタリングに関する設定を全て動作が軽くなるものへ変更。
・トリプルバッファリング:オフ
オンだと遅延が増加する。
・低遅延モード:オフまたはオン(環境によってまちまち)
オンやウルトラだと遅延は減るが、ゲームの動作が不安定になることもある。
私の環境ではオフ時レンダリング遅延7~8ms、オン時0.1~0.3msになる。
・垂直同期:3Dアプリケーション設定を使用する
PC環境によっては、ここで垂直同期をオンにしなければまともに動作しない、という事例も報告されている。
各々でオン、オフ、高速、アプリケーション設定使用を試したほうが良い。
・最大フレームレート:オン
この設定は60または120FPSを超えていればそこまで関係ないと思われる
■よくネットで散見されるが、個人的に動作へ影響を与えているように感じなかった設定
・bm2dx.exeを管理者権限で動かす、及び全画面表示の最適化を無効にする。
INFINITASが旧バージョンだった頃は効果があったものの、120FPSに対応した大型アップデートより後ではあまり違いが分からなかった。
2023/07/22追記:
全画面表示の最適化を無効にしたらレンダリング遅延が8ms→0.1msになりました。
意味ありました。
とんでもねえ嘘つきブログであったことをここに謝罪します。
■おまけ:動作に影響を与えている可能性はあるが、真偽不明である設定
・(AMD Ryzen系CPUのみ)UEFIの設定から、Core Performance BoostとPrecision Boost Overdriveを無効にする
5800Xの場合、最大クロックが定格の3.8GHzになる。
個人的な好みで、静音化と低発熱を求めるためにこのような設定にしている。
Twitter等で「クロックが激しく変動すると動作が不安定になる」という情報を目にしたことがあるので、もしかしたら安定化に寄与しているのかもしれない。
■終わり
更新履歴
初版:2023/07/03
2023/07/22
私の環境では全画面表示の最適化を無効にするとレンダリング遅延が減少したことを追記
2023/07/28
低遅延モードに関する記述を修正(オフ推奨→環境によって変化)
2023/08/04
Microsoft High Definition Audio ドライバの導入に便利な記事のリンクを追加
いくらメモ書きとはいえ、自分が見ても何のことか分からなさすぎた。